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あいりん地区取材報告-越冬闘争

 大阪のあいりん地区での取材報告です。

4月に入り少しづつ暖かくなってまいりました。

厳しい冬の寒さはようやく落ち着きつつあります。

 冬の間は路上生活者にとっては特に厳しい季節になりました。

寒空の下で寝るということは死に直面する可能性があり、大変危険です。

そのため、有志のボランティアなどが路上生活者に対し「越冬闘争」という活動を行っています。

 この「越冬闘争」とは、厳しい寒さを乗り越えるために布団や毛布といった冬用の寝具の提供、炊き出しなど、労働者たちに必要な冬の準備の支援のことです。

 このようなボランティア団体などの活動は、労働者の中で「釜ヶ崎に行けばなんとかなる」という認識となり、彼らの心のよりどころになっています。

写真は第47回越冬闘争の看板


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