【特集記事】イスラム教 Vol.17-「死後の世界と来世」
【特集記事】イスラム教 Vol.17-「死後の世界と来世」
今回の記事はイスラム教のみの考え方ではないですが、イスラム教やその他のセム系一神教の宗教の大まかに理解することに役立つと思いますので、イスラム教の例をとって書いていきます。
イスラム教の人々は「六信五行」というものがあります。
六信とは
・神の唯一性
・天使
・聖典クルアーン
・預言者ムハンマド
・来世の存在
・定命・予定
五行とは
・信仰告白(シャハーダ)
・礼拝(サラ―ト)
・喜捨(ザカート)
・断食(ラマダン)
・大巡礼(ハッジ)
シーア派では「五信十行」とされていて、多少異なる。
今回はすべてのイスラム教徒、そしてユダヤ教やキリスト教にも同じ考え方がある「来世の存在」についてです。
イスラム教徒やキリスト教徒は日本人と異なり「土葬」を行います。
日本ではだれかが亡くなった際には、お坊さんにお経をあげてもらい、その後は火葬し、お骨を埋葬といった手順になると思います。
遺体の入った棺桶を火葬場へ運び、それを棺桶とともに火にかけます。
骨になった遺体を骨壺に収め、数日以内に墓に埋めるという流れになります。
この流れはとても日本的であり、日本人の宗教観の現れです。
イスラム教徒たちは火葬ではなく「土葬」を行います。
日本の葬儀のように遺体に火をつけつということは「来世を殺す」ということでありタブー視されています。
なぜ「来世を殺す」ことになるのか?
それは、この世の終わりに魂が元の身体に戻り、「来世を生きるため」「来世によみがえる際に魂が戻る身体が必要」という説明ができると思います。
来世を信じることが義務であるのは冒頭でも述べたように、キリスト教徒やユダヤ教徒にも通じていて、彼らも土葬を行います。
写真はパキスタン南部にある墓地の様子






































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