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イスラム美術と幾何学模様
- Zindabad Japan by Endo AtomBashi
- 2016年11月25日
- 読了時間: 1分
イスラム教の礼拝所(以下、モスク)は主に「幾何学模様」で彩られています。
日本の神社仏閣や西洋の教会とは異なった荘厳さがあり、独特の美しさがあります。
幾何学模様とはイスラム美術においてのデザインの一つで、モスクの壁や天井などに描かれています。
イスラム教では預言者ムハンマドや唯一神アッラーのの偶像を作り、それを崇拝することが禁じられています。
そのため、幾何学模様で「神の創造した世界を表現する」といった文化が成熟していきました。
幾何学模様は科学的に、そして数学的にも非常に正確にデザインがされており、かつてイスラム世界が科学的な発見や発明をして人類の発展に寄与した礎を築いた背景に幾何学模様がある、という定説もあります。
写真はイラクのシーア派聖都、カルバラーのイマーム・フセイン廟の幾何学模様。

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