移民や難民の写真を撮り続ける意味

移民・難民問題を数回にわたって書いていますが、私が彼らの写真を撮り続けるモチベーションの一つに「同じ人間だ」ということを理解してほしい、という気持ちがあります。

ヨーロッパでは増えすぎた移民などに対しての排斥運動が高まりを見せています。 排斥運動は一見して差別的であるようにとらえられることがありますが、保守層の「国を守る」という主張にも一理あるのは事実です。

　移民なども出身国がある以上、それぞれの文化などに誇りを持ち海外に渡って来ているということがあります。 そうした文化や人種、国籍や経済状態などが人々を分断させる結果になってしまっていることが推測されます。

　どちらが正しくて、どちらが間違っているかではなく、お互いに文化を持っている人間同士であることを理解していく必要があると思います。 その一つの資料として、これからも写真を撮り続けていきます。

Zindabad Japan by Endo AtomBashi

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写真はサッカーの試合後に健闘を称えあう日本とイラクのサポーター。