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ブリュッセル難民キャンプ

 ここ数日でシリア情勢が大きく動いています。

反体制派の拠点であったアレッポという街の75%程度を政府軍が掌握しました。

これに伴い、反体制派は停戦を求めています。

 シリア内戦によって多くの国民が難民となり、シリアを出て欧州に向かったことは記憶に新しいと思います。

 今回の政府軍による軍事作戦で内線終息に向け動きが加速する可能性があります。

 ただ、内戦が終わったからと言って難民として出国した人が簡単に帰国できるほど簡単な話ではないところに、難民問題の複雑さはあります。

 写真はベルギーの首都ブリュッセルにある難民キャンプの様子です。

このキャンプはブリュッセル北駅からほど近い公園で、ボランティアなどによって運営されていました。

日本で例えるなら「皇居前の公園」といった位置にあります。

 ベルギーやドイツをはじめ一定数の難民を欧州各国は受け入れていましたが、反対する市民の声も日増しに高まり、政府を挙げての難民支援は困難になっていきました。

 しかし、現在でも有志による難民支援のボランティアは続いています。


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